cookのphoto (strawberrymoon)


こんにちは クックです♪




僕は先輩の”ボク”が独りじゃかわいそうだって事でママとママのお母さんが見つけてくれた。

僕は最初”ボク”とおんなじペットショップにいたんだ。

ママは真っ先に僕を抱っこしてくれたんだけど、ママのお母さんは僕の事最初は好きじゃなかったみたい。

脚は太いし、鼻は長いし、”ボク”と比べたら不細工だって思われたんだ。

でも、珍獣好き(!?)のママは僕をすぐに気に入ってくれた。(・・・ありがとうママ)


ママは自分で買うから連れて帰るって言って、カードで僕を買ってくれた。

当時、安月給のママにとっちゃ、大変な出費だったらしい。

そのときママの脳裏には僕の名前が決まっていた。・・・ローン!!!

そうさ、カードローンで買っちゃったから”僕は最初のうち”ローン”て名前だったんだ(ノ_・。)
   (弁解させてもらうと、当時ママはジョン ローンのファンであったらしいのだが。)

でも周りの大反対があってママはしばらく考えた。


それから間もなくママの職場で、あるおばあちゃまがお孫さんにクツを履かせていた。

「いい子だからクック履いてネ」・・・おばあちゃまの言葉にママはすぐ反応した!

”クック”・・・良い響きだわ♪   しかも”ボク”と同じ韻をふむし(⌒◇⌒;)!?

その日おうちに帰ってきたママは突然ボクの事を”クック”って呼び始めたヨ(ーー;)

それから僕はクックって名前に落ち着いた。

ママは僕に言うんだ。「クックって名前はクック船長から取ったんだよ。勇敢な冒険者なんだ。」って

うっ、うそつきぃぃぃいいい〜〜〜どばーっ (┬┬_┬┬)

僕は最近病気になった。膀胱&尿路結石だ。

おしっこがポタポタしか出ないようになったんで、ママはあわてて僕を連れて病院に駆け込んだんだ。

最初、すぐに手術しないと手遅れになるって言われて、ママはパニックになった。

ママは来る日も来る日も僕の病気についてたくさん調べていた。・・・僕を抱っこしながら

僕はある日ママとドライブにでかけたよ。

着いた所は知らない病院だったけどね。

それから僕は、毎週そこの病院に連れて行かれた。

ママとのドライブは大好きだよ。でも、脚を押さえつけられたり、針を刺されたりするのはいやだなあ。



「やっぱりお腹切らなきゃいけないんだって。」・・・1ヶ月ほどした時ママが僕にそう言った。・・・??ん、なぁに??



・・・ママとパパが僕を病院に置いたまま帰っちゃった。

僕は寂しくてずっとないてたよ。

なき疲れてしょんぼりしていたらお医者さんが僕を抱き上げてくれた。・・・あれれ??なんだか眠くなってきちゃったな・・・


気がついた時、僕はお腹にグルグル白いの巻かれて腕に針を刺されていた。

どうしてこんなに痛いの? どうして針が刺さっているの?   どうしてパパとママはいないの?

来る日も来る日も僕はママとパパの事を呼び続けたのに、二人は10日も僕を独りぼっちにした。・・・カナシカッタヨ


もう、どこに行くにもずっと一緒だっ! 

もう離れるのはイヤだよ。もう痛いのはイヤだよ。僕を独りにしないでね!