ワンちゃんのお食事を考え直した




食事を考えるに至ったいきさつ2003.9〜

2003..8 クックが尿路結石で手術を余儀なくされた。
あれから1ヶ月、その後療法食とお薬を飲み続けているが、来週半ばからは普通食に戻せるかも、
というところまで回復してくれた。

身体に悪いと知っていながら保存料や香料のたっぷり入ったペットフードはもう食べさせられない。
かといって続けることができもしないのに”手作りご飯”だなんてカッコつけられない。
第一栄養が偏りそうだもんね。


フードについて調べてみると・・・

とりあえず、ネットでがんがん、調べた。

中にはメーカーのひと自らフードを食べている写真まであって感激!
その中から一生懸命さの伝わってきたメーカーさん、これは!と思うメーカーさんを
選んでサンプルを注文してみた。

(数撃って、当たりを見つけようって考えさ!)


取り寄せフードの感想


9月26日

次ページに、取り寄せた5社のフードの写真と超主観的なコメントを入れてみたので、参考程度にご覧ください。

メーカーさんへはバナーから飛べますので、製品の詳しい内容はそちらをご覧ください。



★★サンプルを注文した4メーカーから全てが届きました。


 9月28日

一気に食べられないので感想はまだちょっとですが、どこも動物にかける愛情は半端でない事は確かです。

今までの食事もおろそかにしていたわけじゃないけど、早く知っていたらよかったな、と思います

                                      


  10月2日

吉岡油糧のと、TLCと犬猫食研を同量ずつミックスしてあげた。

一番最初に食べきるのは吉岡油糧のフード。

あれれ、その後クックに蕁麻疹がちょこっと出た。

よくよく聞いてみると誰かがチョコレートをあげたらしい! その後グリニーズ(歯磨きガム)も食べている!

・・・どれが原因かわからないぞ!(;`O´)oコラーッ!
                                     


  10月8日


食事を無添加、自然食に変えてから2週間が経つ。

その間、蕁麻疹(グリニーズがだめになっちゃった!)が出たり軟便(抗生剤のせい!)になったりといろいろあったが、
最近はすっかり落ち着いた。

相変わらず、抗生剤と消炎剤は服用中だが、ご飯を一気にペロリと平らげてくれる様子は見ていても気持ちいい♪

クックのお気に入りはやっぱり吉岡油糧のものらしい。・・・一番先にペロリとたいらげる!

次はビッグウッドの”華”かな。

そんなわけで、次回からは吉岡油糧にオーダーしようかと思う。

ただし、ビッグウッドのレトルトも捨てがたいので、併用してみようかな?

                                     


  10月11日

う〜む、Bigwoodのレトルトは味付けすればかなり美味しいな・・・(ーー;)
クックはじめ、みんなの表情がキラキラしてる。
そりゃそうだ、私たちの食べてるものと味付け以外何も変わらないもの。
内容を信じるとすれば、今私たちが食べている食材よりはるかに健康的だ。
感心しきり
                                      


  10月14日

しばらく食べさせてはみたが、尿検査の結果は一進一退。 
そこで12日に吉岡油糧さんと、Bigwoodさんにメールで問い合わせた。


送った内容

   シュウ酸カルシウム結晶が再び出てきたがこのまま続けても大丈夫か。
   また、今後この病気に対するフードのレシピを作っていただけるのか。

その返答
  :Bigwoodさん (お休みにもかかわらず13日の夜中に返答していただきました。)

       自社製品で膀胱疾患用の特別食があるので、そちらを勧める。
また、それようのサプリメントがあるので併用して欲しい。

  :吉岡油糧さん

       午後一番に電話が掛かってきて工場の技術者が直接お話したいのでよろしいでしょうか?・・・とのこと。

     そのときは時間がなかったので15日朝にもう一度電話をいただくことになった。


実は日本国内でフードを作っているのはこの2社が主で、あとは外国のメーカーだったり
海外で作らせて輸入しているものだったりするらしいとの事。
輸入製品って入ってきたとき消毒薬バンバンふり掛けられるんでしょ!?   
アレルギー持ちのうちの犬たちには、たまんないよ〜
                          
                                     
   



吉岡油糧、研究開発M氏との電話のまとめ

カルシウムについて

 他社のほとんどは無機質由来のカルシウム(炭酸カルシウム(炭カル))を使用している。
それは20円/K位の安価なもの。または肉骨粉を使用。

  吉岡油糧では動物由来のカルシウム(チキンやポークの骨)を使用いている。でも肉骨粉は使っていない。


PHをコントロールする療法食について

  結石等の慢性疾患を持つ動物はすでに各器官(腎臓、副腎等)が弱っている。
 そのような特別食は尿水が酸性になるように薬品を入れているので病んでいる部分に確実にダメージを与える。
 人間&病院はPHが下がったことだけで安心してしまう。


脂肪について

飽和脂肪酸(動物由来)体内でシュウ酸に変化するため、使えない。

ペットフード用の油脂は普通は廃油(とんかつ等の揚げ油の残り)を使用しているのでどうしても動物性の脂が含まれる。
成分表に”動植物油”と書かれているのはこれの事!

飽和脂肪酸(リノール酸等で植物由来)シュウ酸に変化しないので使える。

野菜について

ダメなものは強いもの→ほうれん草、ブロコリー、アスパラ、カリフラワー、たけのこ 意外なところで、煮干!
(たけのこの水煮に入っている白い塊はシュウ酸カルシウムなのだ!)

大丈夫なもの→キャベツ、白菜、小松菜、人参等

湯がいて食べさせるとしてもやっぱりシュウ酸の多いものは避けたほうがいい

おやつについて

ジャーキーひづめ類は自然、無添加と書かれているのが多いが一度調べたほうがいい。
調べ方→水に濡らして2日位ほおって置く→カビが生えないものは怪しい。
                     ・・・日持ちのする自然食品、無添加食品はありえない。

ガム類は接着するのにニカワが使われていることが多い。
それは下等なゼラチンの集合体である。

以上吉岡油糧の製品はそれら全てをわきまえ、よくないと判断したものは使っていない。

注文の際には年、性別、症状を伝えてくれればあわせて作る。まずは1週間だけしっかり試して欲しい。


    という事でした。
   
    朝のお忙しい時間にお時間をいただきましてありがとうございました。




10月15日
2社からのお返事を踏まえての感想・・・

 はっきりって、何がよいフードなのか今の時点ではさっぱり。
どこに信頼を見出していいものかわからん!

 他のサイトを見ていても各々のワンちゃんに合うかどうか、その時々のメーカーの対応をどう受け取ったか
(かなり主観的な意見が大多数を占めている(;¬_¬))で、評価がまるっきり違います。

 ただ確実にいえることは、量販されているフードは生き物の食べるものじゃないって事かな。
 
 それと、全ての子に合うフードは存在しないという事実。
 
 だから何事も参考程度。使ってみなきゃ良さも悪さもわからないよ!

 今回フードについて調べているうちに、昔栄養学を学んだときの事を少しずつ思い出してきた
 (もっと早く思い出せよっ!)
 犬の栄養学は人間と全く同じではないだろうが、消化、吸収、排泄についてもう一度人間の栄養学の面からも
考え直さなくてはいけない、と考える。

 2社からの返答は・・・もっともっと勉強しなくてはフードは決められないな!と思わされる内容だった。

                                     




10月25日

以前より関心の高かった須崎動物病院のおじやセットを取り寄せ。
これはすでに実践している手作りご飯の原型で、かなり参考にさせていただいたもの。 本家の味はいかに?